諏訪大社参拝記 (8/17) -下社春宮-

上社本宮から湖沿いの道を通って、下社春宮に到着。娘が「あといくつ?」としきりに確認するようになってきた。気持ちは分かる。この日は結構日差しの強い日であった。


上社春宮に到着。御社殿は修復工事中であった。社務所の方によれば、今年10月ぐらいに完了するみたいだ。


鳥居をくぐってから参道を振りかえる。約800mあり昔は春宮専用道路だったようだ。また、大祝金刺一族などによる流鏑馬を競った馬場でもある。今は、このまっすぐな道路以外、全く面影はない。道路中程にある建物は橋である。重要な建物であるので後述する。


正面にあるのが神楽殿。工事中の白幕の後ろには、御社殿、御宝殿などがある。右手の方には、春宮の一の御柱が見える。





左が下社の御神紋である。右は上社の御神紋。そう、下社の御神紋は足の数が5本で、上社の4本より1つ多い。一般に上社は神別で下社は皇別と分類されるようだが、足の数が異なるのはなぜだろう。


春宮の西方境内にある浮島。要は川の中の中州である。どんなに大水が流れても流されない、ということで下社の七不思議の一つになっている。この鳥居をくぐった20mぐらい先に小さな社がある。


これが下馬橋である。1730年代に修復されたもので、下社では最も古い建物とのこと。ここで駕篭や馬から下りて身を清めたらしい。確認していないけれど、御手洗川の上にかかっているようだ。溝蓋があるのだろうか。秋宮と春宮とでは周期的に神様が遷座する。2月から7月は春宮で、8月から翌1月は秋宮に鎮座している。そのときの遷座祭ではこの下馬橋を神輿が通る。

番外編。諏訪大社は一部の方々によって聖地として巡礼されている。男二人旅、男一人旅、のような方々を何組か見かけた。




東方風神録が元ネタのようだ。左側は「オンバシラー」と攻撃しているのかな? 右側のカエルの目のような帽子をかぶっている子が描かれた絵馬もたくさんあった。「エンドレスエイトが早く終わりますように」。。そうだね。8月1日時点では、僕も神に願いたい気分でしたよ。